医療法人社団甲越会 やもと歯科医院 練馬区田柄5-27-11

やもと歯科医院

心と体の健康はお口から

町歯医者のひとりごと



 大震災


投稿:箭本 治

 東日本大震災から、2年が過ぎました。

 マスコミでも連日震災関連番組が流されています。

 鉄道など施設面では徐々に復興が進んでいるという話もありますが、復興を実感できるのは、まだまだ先になりそうです。

 又、原発事故の後始末は、あのチェルノブイリの事故と同様に、もしくは、それ以上に長い時間がかかるのではないかと思います。

 私どもの診療室にも避難されてきた方が、患者さんとしてお見えになっていました。

 私自身が復興のお役にたてることなど、ほとんどないと思いますが、自らのなすべきことを確実にすることが、日本の復興の一助になると信じて、診療をしていきたいと思います。

 今回のような大震災の時、歯科医師はどんな役目があるのかと考えさせられます。

 阪神淡路大震災は早朝に起こりましたが、その時、入れ歯を紛失された方が非常に多く、 避難先での栄養摂取が困難をきたした方が多かったと聞いています。

 そのため、少しでも早く入れ歯の製作をすることが求められました。

 中越地震の時は、夕方に起こったため、入れ歯の紛失はあまりありませんでしたが、避難者の健康維持のため、特に肺炎を防ぐための口腔ケアが主な仕事になったと聞いています。

 ちなみに、この地震では私の親戚も被害を受け、自宅が全壊となりました。

 東日本大震災では、ご存知のように津波により多くの方が行方不明になりました。

 この時の歯科医師の当初の仕事は、口腔内検査によるご遺体の身元確認でした。

 昨年、練馬区で行った防災訓練では、救護班の一人として参加しましたが、この時の役目は、多数の傷病者を重症度と緊急性によって分別し、治療の優先度を決定するトリアージでした。

 大震災は、その時々により状況が異なり、求められることも異なると思います。

 又、大震災を正確に想定することも不可能です。

 以前は大震災の被害を、いかに防ぐかを中心に考えられていました。

 しかし、東日本大震災以後、被害をいかに少なくするかが課題となってきています。

 私たちは、大震災に備え、日頃から自分たちに何ができるかを考え、あらゆる状況に対応できるように心がけたいものです。



2013年3月17日(日)


 口腔がん


投稿:箭本 治

 しばらく、「町歯医者のひとり言」をサボってしまい、申し訳ありませんm(__)m。

 とはいえ、今後も、しばしばサボることもあるでしょうから、ご容赦ください。(開き直りか!!)

 先日、日本歯科大学の白川教授による「口腔がんを考える」という講演会を聞く機会を得ましたので、今日は、口腔がんについて書いてみます。

 口腔がんは、いわゆる口の中にできる悪性腫瘍の総称です。

 悪性腫瘍は悪性新生物ともいわれ、厚労省の統計では平成23年の日本における死亡原因の第1位で、死亡総数約36万人で死亡総数に占める割合28.5%となっています。

 口腔がんは、南アジアでは全癌のうち30%に達するそうですが、日本においては、全癌の1〜2%であり、海外に比べると比較的少ないと考えられています。

 しかしそれでも、口唇、口腔及び咽頭の悪性新生物による死亡総数は約7千人という統計が出ています。

 これは、子宮の悪性新生物や白血病による死亡総数とほぼ変わりません。

 つまり、口唇、口腔及び咽頭の悪性新生物によって亡くなる方は決して少なくはなく、さらに、年々増加傾向にあるそうです。

 又、進行した口腔がんの場合、たとえ治癒したとしても、その後の機能回復が困難になります。

 口腔がんを手術で切除した場合、発音や食事に著しい影響をあたることが多からです。さらに審美的にも回復するのが困難な場合もあります。

 講演では白川教授が口腔がん切除後し、再建手術をされた症例を拝見させていただきましたが、どれも素晴らしい手術でした。

 しかし、その白川教授ですら、完全に再建することは困難で、早期発見、早期治療に勝るものはないと仰っていました。

 口腔がんは、口の中にできますから、直接見ることが可能です。

 従って、口腔がん検診等により、本来は早期発見がしやすい癌といえます。

 又、口腔がん検診により、癌になる前の前癌病変(癌ではないが癌になる可能性のある病変)で対応することも可能です。

 しかし現在、日本において、口腔がん検診は一部の地区で行われていますが、アメリカなどに比べれば、ほとんど普及していないと言っても過言ではありません。

 もし、口腔がんに少しでも不安があれば、歯科医院に行き、じっくり粘膜を診査してもらうことをお勧めします



2013年3月6日(水)


 春よ来い


投稿:箭本 治

 2月も下旬に入りましたが、寒い日が続きますね。

 青森市の酸ケ湯で21日、この地点としては観測史上最大の積雪515センチ(午後1時現在)を記録したというニュースが流れていました。

 気象庁情報管理室によると、日本の最大積雪記録は1927年に滋賀県の伊吹山測候所で観測された11メートル82センチだそうです。

 しかし、既にその測候所はなく、現在も観測を続けている地点の中では、今回の酸ケ湯の積雪が国内新記録になるとのことです。

 都内では、最近ほとんど外で氷が張っているのを見かけませんでしたが、 今年は道端の水たまりが凍っていて、ちょっと驚きました。

 私自身、暖冬があたりまえになっていたかもしれません。

 豪雪はともかく、気温はこのくらいが本来なのでしょう。

 ただ、花粉はぼちぼち飛び始めたようです。

 私は、幸い花粉症ではないですが、家族は外出するときにはマスクが手放せなくなってきています。

 患者さんも、花粉症の季節は、口を開いているのがつらいから、歯の治療は延期したいという方もいます。

 でも、やはり春は、スタートの季節で気分も華やかになります。

春が待ち遠しいですね。



2013年2月23日(土)


 「生きる」の入口


投稿:箭本 治

 日本歯科医師会で 「生きる」の入口 といる番組を放送するそうです。

 口腔ケアについての番組のようですが、詳細は私も知りません。

 通常の健康番組とは、一味違ったものになるのではと期待しています。

 皆さんもぜひご覧になってみてください。



2013年2月17日(日)


 1歳6か月児歯科検診


投稿:箭本 治

本日は、午前中、光が丘保健相談所で、1歳6か月児の歯科検診を行いました。

寒い中、40組の親子がいらっしゃいました。

毎回のことではありますが、1歳6か月児の歯科検診は泣き声で大変賑やかです。

呼吸が止まりそうな勢いで泣いていた子が、検診が終わったとたんに、ニコニコしながら手を振ったり、アンパンマンのぬいぐるみを指さして喜んでいたりしていました。

以前はランパント・カリエスという、むし歯で歯がほとんど全滅している子供もいて社会問題になりましたが、最近の1歳6か月検診では、そんな虫歯の子は見当たりません。

今日も虫歯のなりかけ?という子が数人いた程度です。

ただ、検診にいらしていない親子もいますので、来れなかった子供たちが少し心配です。

それにしても、このぐらいの子供たちは本当にかわいいですね。

先日、親戚の家に行った時、1歳の子がいました。

初めは、知らないおじさん(私)の顔を見て、ぐずりそうになりましたが、その後、じっと見つめだし、こっちが恥ずかしくなりました。

その内、かわいい仕草をしながら、ちょこまか動きだし、その場が、自然と明るくなりました。

やはり、子供たちは宝です。

我々大人は、子供たちの心と体が健康に育つことを基準に、社会を考えていかくべきではないでしょうか。



2013年2月14日(木)


 市民公開講座


投稿:箭本 治

 先日、市民公開講座のページを追加しました。

ここでは、歯科医療を始めとした医療や健康情報を掲載したいと思っています。

ところで、「何故、歯科医院のホームページで糖尿病なの?」と思われる方もいるかもしれません。

 市民公開講座のページでも書いていますが、糖尿病は歯科医療の対象である歯周病との関連が深いと言われています。

 又、糖尿病はコントロールが大切と言われていますが、コントロールされていないと、感染しやすくなり、治癒も悪くなるため、他の疾患等に対する治療が困難になることがあります。

 歯科治療においても、抜歯が必要な患者さんに対し、内科の主治医の先生から抜歯を中止するように指示されたケースもあり、その場合はやむを得ず応急的な処置しか施せなく、残念な思いをすることがあります。

 歯科治療は糖尿病だけでなく、他の全身状態を勘案しながら進めなければなりません。

 市民公開講座のページでは、主に、歯科医師会等からの情報を元にしますが、今後も、皆さんのお役にたてるような情報を発信していきたいと思います。



2013年2月11日(月)


 インフルエンザ流行警報


投稿:箭本 治

1月31日にとうとう都内のインフルエンザ流行警報が発表されました。

又、横浜市鶴見区の病院でもインフルエンザの集団感染が発生し、3名の患者さんが亡くなったという報道もありました。

残念ながら、インフルエンザが猛威を振るい始めたようです。

私達歯科医は、患者さんの顔に近づいて治療を行わなければなりませんので、当然インフルエンザの感染のリスクが高くなります。

又、私が感染してしまえば、患者さんにもうつしてしまう危険性もあります。

そこで、インフルエンザワクチンは効果がないという意見もあるようですが、私は少しでも感染のリスクを減らすために、毎年ワクチン接種を受けるようにしています。

自分が感染しない努力をするのは自分だけのためではなく、周りの人たちの感染を防ぐことにもつながります。

今年のインフルエンザは20歳以上の大人が罹患する率が高いようです。

体力のある健常者はインフルエンザに罹っても、数日で回復するでしょうが、子供やお年寄りは重篤な症状になることもあります。

インフルエンザぐらいどうってことないと思っている方も、周囲の抵抗力の弱い子供やお年寄りに感染させないためにも感染しないように予防に努めべきではないでしょうか。



2013年2月3日(日)


 医療費控除


投稿:箭本 治

そろそろ、確定申告の時期になってきました。

自営業の方などは昨年の税務資料を整理し始めていると思います。

サラリーマンなど給与所得者にとっては、確定申告はあまり関係ないと思われている方もいらっしゃるかもしれませんが、そうでもありません。

申告により、所得控除や税額控除が受けられることもあります。

特に、医療費控除は対象となる方が比較的多いのではないでしょうか?

医療費控除とは自己又は自己と生計を一にする配偶者やその他の親族のために医療費を支払った場合に受けることができる所得控除です。

つまり、家族の医療費を合算して一定金額になった場合に利用できます。

一定金額とは10万円(総所得が200万円以下の世帯は総所得の5%)以上で、通院費も含まれます。

最高200万円までが対象となりますが、一度、家族の医療費を確認してみても良いかもしれませんね。

詳しくは国税局のホームページをご覧ください。

 



2013年1月31日(木)


 インフルエンザ注意報


投稿:箭本 治

北日本や北陸では暴風雪で天候が荒れています。

東京も寒い日が続き、体調を崩している方も多いようです。

又、東京都感染情報センターによると1月17日に都内のインフルエンザ流行が注意報レベルになったそうです。

インフルエンザになると、高熱になり、くしゃみが出ますが、くしゃみの語源は嚔(くさめ)という言葉で、くしゃみをすると鼻から魂が抜け、そのためにくしゃみをすると寿命が縮まると信じられていたそうです。

そこで早「くさめ」という呪文を唱えるようになり、いつしかそれが「くしゃみ」という名前となり、その行為そのものを指すようになったといわれているようです。

又、くしゃみで肋骨を骨折することもあるそうですからバカにできませんね。

くしゃみは数メートル飛散し、200万個のウィルスをまき散らすといわれていますから、マスク使用は有効と言われています。

しかし、海外では、日常マスクをする習慣がほとんどないと聞きます。

日本では花粉症対策もあり、マスクをしている姿に違和感がないのかもしれません。

手洗いがインフルエンザ予防の基本ですが、給食後の歯磨きを実践した小学校では、インフルエンザによる学級閉鎖が少なくなったというデータもあります。

インフルエンザの予防のためにも歯磨きの励行をお勧めします。



2013年1月27日(日)


 平成24年度学校保健統計調査の速報


投稿:箭本 治

ついに1週間以上コラムが中断してしましました。年が明けて、何かと気忙しくなり、つい書きそびれてしまいました。反省m(._.)m近年、子供たちのむし歯が減ったといわれていますが、平成24年度学校保健統計調査の速報が12月25日、文科省より公表されていました。

それによると、30年前の親の世代が小中高生だったころ、むし歯の子供が90%以上だったのが、24年度の小中高生のむし歯になっているのは50%前後となっていました。

私が学生の頃は、大学の小児歯科の予約は何か月も先にならないととれませんでしたし、それ以前は、むし歯の洪水と言われていたようです。

しかし最近、少し心配な子供たちが増えてきています。それは、スポーツ飲料を含む清涼飲料水による酸蝕症や、それに伴う白濁したむし歯を持った子供たちです。

以前は、スポーツを飲むときは水を飲むなと言われていましたが、今は、脱水症状の知識が広まり、積極的に水分を摂取するようになりました。しかし、スポーツ飲料はそれだけで歯を溶かすくらい強い酸性であり、多量の砂糖を含んでいます。

確かに、厳密には脱水症状を防ぐためには、塩分の補給は必要ですが、小中学生ぐらいのスポーツでしたら、真水でも十分です。ミネラルを補給するなら、麦茶でもいいくらいです。ましてや、強い酸性や、糖分などは全く必要ありません。これらが含まれている主な理由は好まれやすからではないかと思います。

又、酸蝕症やむし歯だけではなく、清涼飲料水を日常的に飲むことによる「ペットボトル症候群」も心配です。

これは清涼飲料水の飲みすぎにより、若年者にもかかわらず生活習慣病(いわゆる成人病)になってしまう子供たちのことです。

スポーツ飲料は必ずしも体に良いわけではありません。清涼飲料水は確かにおいしいですが、ほどほどにしましょうね。



2013年1月23日(水)

<<前のページ 最新 | 1 | 2 | 3 | 4 | 5 | 6 | 7 | 最初 次のページ>>

現在5ページ目を表示しています


医療法人社団甲越会 やもと歯科医院
〒179-0073 東京都練馬区田柄5-27-11ハートビル 2F
03-3999-8818

Copyright (c) Yamoto Dental Clinic All Rights Reserved.